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中国景況感、50.1に低下 12月、3カ月連続節目超え

共同通信 2024年12月31日 11時42分

 中国国家統計局は31日、景況感を示す製造業購買担当者指数(PMI)が12月は50.1だったと発表した。前月から0.2ポイント低下したが、好不況を判断する節目の50は3カ月連続で上回った。中国政府は景気刺激策を強化しているが、回復は依然として力強さに欠ける。

 国家統計局と共同で調査した中国物流購買連合会の専門家は「需要には回復の兆しが見られるが、供給過剰というバランスを欠いた問題は依然深刻だ」とコメントした。

 項目別に見ると、生産指数は前月より0.3ポイント低下して52.1となった。先行指数である新規受注は0.2ポイント高い51.0だった。

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