【ニューヨーク共同】トランプ次期米大統領が有罪評決を受けた不倫口止めに絡む事件でニューヨーク州地裁は6日、10日の量刑言い渡しを延期するよう求めたトランプ氏の要請を却下した。
トランプ氏は、次期大統領にも大統領としての免責特権が適用されるとして州地裁での評決無効を要求し、控訴のための時間が必要だと主張。地裁は予定通り10日に量刑が判断されても被告の権利を「妨げるものではない」と説明した。
トランプ氏が起訴された四つの事件のうち、議会襲撃などは起訴が取り下げられたが、不倫口止めではトランプ氏の有罪評決が維持されている。