横山大観など近代日本画コレクションで知られる足立美術館(島根県安来市)は8日、米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」による2024年の日本庭園ランキングで1位になったと発表した。ランキングが始まった03年以降、22年連続。
同館の庭園は主庭「枯山水庭」の他、大観の作品をモチーフにした「白砂青松庭」などで構成。開館前には、職員総出で落ち葉拾いや掃き掃除に取り組む。足立隆則館長は「今後も職員全員が維持管理にあたり、庭園の魅力を世界に発信したい」とコメントを出した。
ランキングは造園の研究者らが質、建物との調和、利用者への対応などを評価したとしている。