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強い冬型続き、日本海側で大雪 山形新幹線など交通機関に影響も

共同通信 2025年1月10日 11時38分

 強い冬型の気圧配置が続き、10日は北日本から西日本の日本海側を中心に各地で大雪となった。気象庁は交通障害や暴風雪、高波に警戒するよう呼びかけ、着雪や雪崩、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意を求めた。山形新幹線が運転を見合わせ、東海道新幹線も速度を落として運転するなど、交通機関への影響が出た。

 気象庁によると、北日本や東日本の上空約5500メートルに引き続き氷点下30度以下の強い寒気が流れ込む見込み。11日は冬型の気圧配置が次第に緩むものの、午前中を中心に強い寒気の影響が残る。大気の状態が非常に不安定となり、局地的に積乱雲が発達。11日にかけて大雪となる所がある。

 10日の3時間降雪量の最大値は午前8時時点で福島県の南会津町と西会津町で20センチ、新潟県阿賀町で19センチとなった。多くの地域で平年を大きく超える積雪となっている。

 JR東日本は10日、除雪作業が難航しているとして、山形新幹線の福島―新庄間の上下線で始発から運転を見合わせた。午前11時ごろに再開する見通し。

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