スピードスケート女子の高木美帆が10日、長野県内で取材に応じ、来年のミラノ・コルティナ冬季五輪の出場種目を「現段階では3種目くらいと考えている」と明らかにした。「的を絞って1500メートルで存分に走れるようにしたい」とし、前回の北京大会銀メダルで世界記録を持つ得意種目に照準を合わせる考えを示した。
北京では5種目に出場して4個のメダルを獲得した。ミラノは2連覇が懸かる1000メートルと前回「銀」の団体追い抜きを含めた出場をイメージしているという。
この日は長野市内で自身が中心の「チーム・ゴールド」の練習を報道陣に公開。氷上では佐藤綾乃や男子の野々村太陽らとフォームの確認に時間を割いた。