大相撲の大関大の里が11日、東京・両国国技館での優勝額贈呈式に出席し、初の大銀杏を披露した。関取の象徴に上機嫌で「やっと結えたのでうれしい。また明日から頑張る」と12日初日の初場所へ気合を高めた。
一昨年夏場所初土俵の大の里は出世の速さに髪の毛が追いついていなかった。今場所も大銀杏は間に合わない見通しだったが、9日に試したところ結えたという。「完全に完成したのは今日が初めて」と笑顔だった。
昨年9月の秋場所で2度目の優勝を果たし、先場所覇者の大関琴桜と優勝額の前で並んで記念撮影。「2025年最初の場所。しっかりと稽古ができたので、15日間で発揮できるようにしたい」と話した。