公益財団法人「新聞通信調査会」が主催する報道写真展「戦争と平和―80年の記憶―」が11日、東京都千代田区の東京国際フォーラムロビーギャラリーで始まった。入場無料で27日まで。通信社が撮影、収集してきた写真から107枚を展示し、戦後の歩みを振り返る。
原爆投下から1年後、広島市で焼け野原を見つめる男女や、倒壊した長崎市の浦上天主堂跡地で祈りをささげる人など終戦後の様子をはじめ、自衛隊のイラク派遣や、国会前で安全保障関連法案に抗議する人たちといった報道写真を紹介。ロシアによる爆撃で黒く焼け焦げた建物を前に、公園で遊ぶウクライナの子どもたちの写真もある。