広島の大瀬良大地投手が12日、マツダスタジアムの室内練習場で練習を公開し、2年ぶりの開幕投手へ意欲を示した。3月28日に阪神を迎え撃つ。「本拠地での開幕戦というのは特別。競争に割って入りたい」と表情を引き締めた。
キャッチボールでは、今年初めてという約50メートルの距離で一球一球、丁寧に投じた。右肘の手術明けだった昨年とは異なり、ウエートトレーニングやランニングなど精力的に鍛錬を積めているようだ。
2023年まで5年連続で開幕投手を務めた大黒柱。6月に34歳になるベテランは、世代交代の波にのまれるつもりはなく「あらがって負けたくない」と闘志を燃やした。