サッカーの第103回全国高校選手権は13日午後2時5分から東京・国立競技場で決勝が行われ、7大会ぶりの制覇を目指す前橋育英(群馬)と、17大会ぶりの頂点に挑む流通経大柏(千葉)が対戦する。ともに2度目の優勝を狙う両校は12日、最終調整した。
前橋育英は東京都内で練習し、ボール回しなどで汗を流した。7大会前に同じ顔合わせの決勝で初優勝を果たした山田監督は「チーム一丸となって勝つという雰囲気が大事」と語った。
流通経大柏の主力は疲労回復のため、千葉県柏市内で軽めのメニューで終えた。7大会前はコーチだった榎本監督は「リベンジの気持ち。選手たちは結構燃えている」と士気の高まりを感じていた。