DeNAの牧秀悟内野手が12日、鹿児島県鹿屋市で自主練習を公開した。二塁守備向上とともに見据えるのは長打力アップ。「30本塁打を打てればいい」と過去4シーズンでは到達できなかった大台を目標に掲げた。
昨季は主将としてチームを引っ張り、日本一に輝いた。一方、打率2割9分4厘、23本塁打の個人成績には満足していない。ティー打撃では下半身を意識し、力強い打球を飛ばした。「効率よく球にバットを入れるように工夫しながらやっている」と説明した。
空手やボクシングの動作を取り入れ、普段と異なる重心移動などがプレーに生かせないかを模索しているという。「いい練習ができている」と充実感を漂わせた。