巨人の戸郷翔征投手が13日、宮崎県延岡市の母校、聖心ウルスラ学園高のグラウンドで練習を公開した。軽快な動きを見せ、7年目のシーズンに「例年になく肩、体の状態がいい。タイトルでも全て一番を取りたいし、チームの順位でも一番を取りたい」と強い決意を語った。
ダッシュやノックで体を動かした後にキャッチボール。60メートルを超える距離で力のある球を投げ込んだ。出力がなかなか上がらないという昨年までの同時期よりも好感触をつかんでいるようだ。
先発投手の最高栄誉である沢村賞を目標に掲げるとあって「15勝以上は確実にしないと取れない」と勝利数も意識した。