【ワシントン共同】米労働省が14日発表した2024年12月の卸売物価指数は、前年同月より3.3%上昇となった。伸び率は3カ月連続で拡大した。3.4%程度の上昇を見込んだ市場予想は下回った。サービスが4.0%、モノは1.8%それぞれ上昇した。
モノのうち食品は4.7%上がった。一方で、エネルギーは2.0%下落した。変動が激しい食品とエネルギーを全体から除いたコア指数は3.5%の上昇で、市場予想の3.8%程度を下回った。
卸売物価指数の前月比(季節調整済み)は0.2%上昇だった。モノは0.6%上がり、サービスは横ばいだった。コア指数も横ばい圏だった。