【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は14日、ロシア西部クルスク州で捕虜にした北朝鮮兵の1人が事情聴取を受ける動画を新たに公開した。捕虜は身分証に書かれている名前について「ロシア語なので分からない」と説明。ロシアが偽造した身分証を提供したとみられる。
動画の英語字幕などによると、捕虜は事情聴取に対し、戦闘相手が武器を失って手を挙げた場合の扱いについて、家と銃の絵を見せてどちらかを選ばせ、家なら投降の意思があると見なし、銃なら「殺せということ」だと理解していると話した。
シビハ外相は14日「困難な任務だった。北朝鮮兵は捕まらないように自殺を図るからだ」と明らかにした。