15日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=156円台後半で取引された。
午後5時現在は前日比65銭円高ドル安の1ドル=156円87~89銭。ユーロは13銭円安ユーロ高の1ユーロ=161円66~70銭。
午前は米長期金利の高止まりを背景に、ドル買い円売りが優勢だった。午後は、日銀の植田和男総裁が東京都内の会合で来週の金融政策決定会合で利上げの是非を判断すると発言したことで、利上げ観測が意識されて円買いが広がった。
市場では「米経済を見極めようと様子見姿勢もある」(外為ブローカー)との声があった。