中国の王毅外相が14日に自民党の森山裕、公明党の西田実仁両幹事長と北京で会談した際、3月に訪日する意欲を伝えたことが15日分かった。複数の日中外交筋が明らかにした。中国外相の訪日が実現すれば2020年11月以来、約4年ぶりとなる。日中外相会談を開くほか、経済閣僚らが参加する「日中ハイレベル経済対話」の実施を調整。日本が議長国を務める日中韓3カ国の枠組みによる外相会談の開催も目指す。
岩屋毅外相は昨年12月下旬に中国を訪問し、王氏と会談した。日中両政府はハイレベルの往来を活発化させて意思疎通を強化し、山積する懸案の解決につなげたい考え。(共同)