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<あのころ>行司泣かせの貴ノ花 53年前の1月16日

共同通信 2025年1月16日 0時1分

1972(昭和47)年1月16日、大相撲初場所8日目で、貴ノ花が絶体絶命の体勢で放った上手投げで北の富士の右手が先に土俵についた。木村庄之助は貴ノ花に軍配を上げたが、物言いがつき協議の結果、「かばい手」が認められて北の富士の勝ち。庄之助は「絶対にかばい手ではないが、行司には決定権がない」と話した。

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