【ワシントン共同】米食品医薬品局(FDA)は15日、発がん性の懸念があるとして、菓子や経口薬などに使われる合成着色料「赤色3号」の使用を禁止すると発表した。米国の食品メーカーに対し、2027年1月までに使用中止や別の着色料への切り替えを求めた。日本では使用が認められ、漬物などにも利用されている。
今月20日に就任するトランプ次期大統領が厚生長官に指名したロバート・ケネディ・ジュニア氏は着色料使用に厳しい姿勢を示している。規制がさらに強化されれば、米国に輸出する日本企業にも影響が広がる可能性がある。