高知県警は16日までに、任天堂の家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」を改造して販売したとして商標法違反の疑いで、運送業乙部文裕容疑者(58)=茨城県龍ケ崎市佐貫=を逮捕した。県警によると、改造されたニンテンドースイッチを巡る摘発は全国初。「どのくらい反響があるか興味を持った」と容疑を認めている。
逮捕容疑は昨年3月29~30日ごろ、ニンテンドースイッチを改造してフリマアプリを使って2万8千円で売り、任天堂の商標権を侵害した疑い。
県警によると、中古で入手したニンテンドースイッチの基板を加工して非正規品のソフトを使用できるよう改造し、このソフトと一緒にフリマに出品していた。