国民スポーツ大会の改革を巡り、日本スポーツ協会は16日、競技団体を集めた説明会を東京都内で開いた。事前に行ったアンケート結果も公表され、五輪メダリストなどトップ選手の参加を促進する案に、71%の団体が「賛成」とした。改革案を議論している有識者会議が3月にまとめる提言の参考とする。
アンケートは加盟60団体のうち、49団体が回答した。トップ選手が出場していない理由は「各種大会や海外遠征」が43%で最も多かった。出場に向けて必要な措置としては、14団体が「開催時期や期間の変更」を挙げ、13団体が「参加する意義の見直し」と回答した。
協会によると、説明会には50団体が出席した。