千葉県は16日、同県旭市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例が発生し、遺伝子検査の結果、陽性だったと発表した。採卵鶏約3万8千羽を殺処分する。1月に入り、隣接する同県銚子市でも2施設の感染が確認されており、陽性確認は今季県内4例目となる。
県によると16日午前、数羽が集まって死んでいると、養鶏場から県東部家畜保健衛生所に通報があった。10羽を簡易検査し、9羽が陽性だった。
銚子市では12日と15日、それぞれ別の養鶏場で感染が確認され、計約83万羽の採卵鶏の殺処分が進められている。