【ニューデリー共同】インド訪問中のスズキの鈴木俊宏社長は16日、首都ニューデリーで報道陣の取材に応じ「スズキにとってインドの強みはスケールメリット。ここに集中させて電気自動車(EV)を効率的に生産するのがいいのではないか」と述べ、当面はEVの生産をインドで重点的に行う姿勢を示した。
鈴木社長は17日からデリー首都圏で始まる自動車の国際展示会参加のためインドを訪問。展示会ではスズキ初のEV「eビターラ」を披露する。2025年春からインドで生産を始めるスポーツタイプ多目的車(SUV)で、インドで販売するほか、世界各国に輸出する計画だ。