ラグビーのリーグワン1部、コベルコ神戸スティーラーズの選手らが、阪神大震災発生30年を翌日に控えた16日、神戸市中央区の公園「東遊園地」を訪れ「1.17のつどい」のための灯籠に火をともした。家族とともに参加した神戸市出身の日和佐篤選手(37)は「(震災を)防ぐことはできないと思うが、学びから生かすことはたくさんある。そこを大切にしたい」と語った。
震災発生時刻の12時間前の午後5時46分に黙とうを行った。当時小学生だった日和佐選手は「がんばろうKOBE」を合言葉に活躍したプロ野球オリックスやチームの前身、神戸製鋼の姿を思い起こし「本当に僕たちの支えになった」と話した。