阪神大震災発生から30年を迎えた17日、サッカーJ1の神戸の選手、スタッフらが神戸市中央区の公園「東遊園地」で「1.17のつどい」に参加した。発生時刻の午前5時46分に黙とうをささげ、兵庫県川西市出身の吉田孝行監督は「亡くなった方の分も、一日一日を大事にして生きないといけないと感じた」とかみしめるように話した。
1995年、チーム発足後の初練習予定日に地震が起こった。兵庫県尼崎市出身で27歳の山川哲史選手は「復興とともに歩んできたクラブ。たくさんの方々が、少しでも前を向いて生きていける力になれるように頑張りたい」と決意を述べた。