石破茂首相は17日、官邸で開いた次官連絡会議で、各府省庁の事務次官らに地方創生政策への取り組み強化を指示した。「『令和の日本列島改造』である地方創生2.0を強力に推し進める。何ができるか、積極的に提案してほしい」と強調した。昨年11月の第2次石破内閣発足後、首相が同会議に出席するのは初めて。
首相は訓示で、直接関係する省庁や部局のみならず、全府省庁に対して地方創生への提案や検討を要求。付加価値創出型の経済への転換を主張し「デフレからの完全脱却を目指して、新しい国をつくる」と述べた。
会議には林芳正官房長官も同席した。