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首相、神戸市の追悼式典出席せず 防災担当相が政府代表に

共同通信 2025年1月17日 16時26分

 石破茂首相は、阪神大震災発生から30年となった17日、兵庫県などが主催した神戸市での追悼式典に出席せず、官邸で公務に当たった。林芳正官房長官は記者会見で「各種状況を総合的に勘案して判断した」と理由を説明。式典には、坂井学防災担当相が政府代表として出席した。

 首相はこの日、旧優生保護法下の強制不妊手術を巡る補償法施行を受け、一連の訴訟の原告団と面会した他、複数の会議に出席した。自身のX(旧ツイッター)に「震災の経験・教訓を継承し、防災立国構築に向けて決意を新たに取り組む」と投稿した。

 2015年の発生20年の際は、当時の安倍晋三首相も式典出席を見送った。

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