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実名発表翌日、匿名に変更 甲府地検、特定少年の男

共同通信 2025年1月17日 18時53分

 甲府地検が昨年、恐喝と傷害の罪で事件当時19歳だった男を「特定少年」として起訴し実名で報道発表した翌日、一転して匿名に切り替えた発表があり、小谷淳治次席検事は17日、理由を「更生への影響などを再検討し、積極的に公表しないと判断し直した」と説明した。

 山梨県警富士吉田署は昨年11月20日、恐喝と傷害容疑で同県笛吹市のアルバイトの男を逮捕。地検は12月10日、家裁送致したが、家裁は被告が20歳になったとして検察官送致(逆送)した。地検は同26日に起訴し実名で発表したが、翌日に改めて匿名で発表し直した。

 起訴状によると、被告は他3人と共謀し、同県富士河口湖町で、被告が交際する女性と連絡を取ったと当時10代の男性に因縁をつけ、顔や腰を蹴るなどし、7日のけがを負わせ、現金37万円を脅し取ったとしている。

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