【ワシントン共同】米紙ウォールストリート・ジャーナルは18日、トランプ次期米大統領が中国の習近平国家主席との関係を深めるため、20日の就任から100日以内に中国を訪問したいとの希望を側近らに伝えたと報じた。両氏が17日に電話で会談した際に話し合ったかどうかは不明。
トランプ氏は対中関税の引き上げを公言している。経済が低迷する中国は米国との貿易摩擦激化を回避したい考えで、首脳会談に前向きとみられる。中国外務省は、トランプ氏が17日の電話会談で、早期に直接会談したいとの意向を示したと発表していた。
同紙によると、両氏は側近らを通じて直接会談を模索、習氏の訪米も選択肢に挙がっている。