首都圏で相次ぐ闇バイトによる強盗事件で、警察庁は21日、警視庁などの合同捜査本部が対象とする事件数を一つ減らし、18とすると発表した。警察庁によると、昨年11月20日に東京都品川区のメンズエステ店で発生した強盗未遂事件について、摘発された実行役らの供述や裏付け捜査から、闇バイトを通じた形態ではないと判断した。
警視庁と埼玉、千葉、神奈川の4都県の合同捜査本部は今月20日時点で、対象18事件中17事件の実行役ら46人を逮捕。首謀者特定を急いでいる。
闇バイトではSNS上に求人情報が投稿され、実行役らが集められる。応募者に個人情報を送らせ、脅迫して犯罪に加担させるケースが目立つ。