【ニューヨーク共同】米ニューヨークでは20日に就任したトランプ大統領に対し、市民から「過激さを抑え、米国の分断を止めてほしい」との声が上がった。特に、トランプ氏が権利擁護に消極的な性的少数者らの危機感は強い。
同性愛者で非白人の子どもを育てたシングルマザーだというアリス・ウィーバーさん(71)は「トランプ氏には道徳的な指針、自由や平等といった米国の大切な価値観が欠けている」と語った。
フランスから約10年前に移住し、米国籍を取得したオンライン販売業ローラ・キファーさん(40)は、トランプ氏の「過激な言動」に嫌悪感を示す。