【レイノサ(メキシコ北東部)共同】メキシコのシェインバウム大統領は20日、トランプ米大統領の就任を受け、両国関係には「対話と尊重、協力」が必要だとの考えをX(旧ツイッター)に投稿。不法移民が米国に流入する主要経路のメキシコは問題解決には根本原因である出身国の貧困や治安悪化への対策が必要だとの立場を取る。
シェインバウム氏はトランプ氏の就任に先立ち「移民を犯罪者扱いすることに同意できない」と表明。「移民は米国経済に貢献している」と指摘し、不法移民の大規模強制送還に反対してきた。
トランプ氏が昨年、不法移民が続く限りメキシコなどからの輸入品に高関税を課す考えを明かした際には書簡を送った。