和牛売買の投資話を持ちかけ、3人から計3739万円を集めたとして、愛知県警は21日、出資法違反(預かり金禁止)の疑いで、同県岡崎市の食肉販売会社「マルヨ」の代表取締役亀谷伸晃容疑者(58)=岡崎市柱町下川田=と会社役員森麻矢容疑者(52)=名古屋市中村区岩塚町5丁目=を逮捕した。県警は9都県の29人から計約2億7500万円を集めたとみて調べている。
県警によると、亀谷容疑者らは「和牛を一頭買いし、イスラム教徒が食べられるよう処理して海外向けに売ることで利益が出る」などと説明。1頭当たり120万~160万円の出資を募り、5~15%の配当をうたっていた。