シャープは22日、再生資源のプラスチックを庫内の素材に採用した冷蔵庫「SJ―MF55P」など5機種を、2月13日から順次発売すると発表した。通常運転時と比べて最大約35%節電する機能も搭載し、環境に配慮した冷蔵庫にした。
関西リサイクルシステムズ(大阪府枚方市)が、使用済み冷蔵庫の野菜ケースなどを再資源化。メーカーでの加工を経て、冷蔵室の仕切りといった部品に採用する。シャープの国内キッチン事業部、永田康人副事業部長は「今後も再生プラスチックの使用を増やしたい」と話した。
冷蔵庫をインターネットに接続すれば、人工知能(AI)が使用状況を学習しながら冷蔵室や冷凍室の温度を制御する。