鹿児島空港を拠点とする日航系の地域航空会社、日本エアコミューター(JAC)は22日、航空機2機でエンジンや乗降用ドアに不具合が見つかり、22~26日の48便の欠航を決めたと発表した。対象は鹿児島県の離島便や大阪、但馬、出雲、福岡を発着する便。約千人に影響する。国土交通省に報告し原因を調べており、安全が確認できれば2機の運用を再開する。
JACによると、17日に鹿児島空港でATR42を整備中、エンジンの発電機との接触部に損傷が見つかった。20日にはATR72で乗客の乗降用ドアに用いられるばねに不具合が確認された。いずれの機体もそれ以前の運航に問題はなかった。