【ワシントン共同】米FOXニュースは22日、バイデン前大統領が残したトランプ大統領宛ての手紙の内容を報じた。バイデン氏は「私の祈りはこれからの数年間が繁栄と平和、恵みの時代となることだ」と記し、トランプ氏の任期4年が「最良の年となるよう祈る」と激励したという。
トランプ氏は就任初日の20日、ホワイトハウスで記者に促されて執務机の引き出しを開け、バイデン氏の手紙を発見した。トランプ氏は「とてもすてきな手紙だ」と謝意を示した上で「インスピレーションを与えてくれた」と感想を述べた。
FOXによると、レーガン元大統領が1989年に後任のブッシュ(父)氏に手紙を残して以来、退任する大統領が後任に手紙を記すのが恒例になっている。