東京都議会自民党の政治団体「都議会自民党」の裏金事件を受け、自民会派が23日、都庁で記者会見し、内部調査の結果を公表した。政治資金パーティー券の販売収入を中抜きし政治資金収支報告書に記載しなかったのは現職16人、元都議ら10人の計26人。1人当たりの最多は332万円だった。このうち会派トップの幹事長経験者6人は、6月の都議選で非公認とする方向。
自民党派閥の裏金事件と同様の不正が、都議会会派でも常態化していたことが改めて浮き彫りになった。
小松大祐幹事長は不正が始まった時期や経緯は不明とした。自身の不記載はなかったが「慣例的に運用してしまった」と述べ謝罪した。会