事件発生の数十分前、似た男目撃 長野、220人態勢で行方追う

　長野市のJR長野駅前で男女3人が刺され1人が死亡、2人が負傷した事件で、発生の数十分前、現場近くで似た男が目撃されていたことが23日、長野県警への取材で分かった。捜査本部は、男が機会をうかがっていた可能性もあるとみている。無差別殺人事件として220人態勢で男の行方を追っている。

　事件は22日午後8時ごろ、バス乗り場付近で発生した。捜査本部によると、男は20～40代で身長約165～175センチの痩せ形。公開した画像では、頭に白い布のようなものを巻き、ジャンパーに眼鏡姿だった。

　3人のうち、会社員丸山浩由さん（49）が左胸付近などを刺されて死亡した。