【マニラ共同】フィリピン入国管理局は23日、日本の当局から窃盗容疑で逮捕状が出ていた日本人の男、ツキタ・ユウヘイ容疑者(28)をルソン島アンヘレスで20日に拘束したと発表した。日本に強制送還する方針。
入管によると、自らの氏名を「附田悠平」と記した。「ルフィ」などと名乗り、広域強盗事件を指示したとされる集団の一員とみられ、日本政府から拘束の要請を受けていた。
仲間と共謀して警官の捜査を装い被害者をだまし、キャッシュカード8枚以上を盗み、72万4千円以上を不正に引き出した疑いが持たれている。
ツキタ容疑者は2019年3月にフィリピンに入国。違法にとどまり続けていたという。