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日航機長ら飲酒問題で再発防止策 業務改善勧告受け、国交省に提出

共同通信 2025年1月24日 12時6分

 日航の鳥取三津子社長は24日、国土交通省を訪れ、昨年12月に国際線で起きた機長と副機長(いずれも当時)による飲酒問題の再発防止策を提出した。問題発覚後、同社は国交省から業務改善勧告を受け「安全管理システムが十分に機能していない」などと指摘されていた。

 日航によると、機長らは昨年12月1日のオーストラリア・メルボルン発成田行き便の乗務前日、社内規定を超える量の飲酒をした。乗務前に一時アルコールが検出され、同便は約3時間遅れで出発した。

 機長と副機長は当初、口裏を合わせ社内で虚偽の説明をした。規定以上の飲酒だったと判明後も、日航上層部は国への報告事案ではないと判断していた。

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