出入国在留管理庁は24日、24年の外国人入国者数(速報値)は約3678万人で、過去最多だったと発表した。統計を取り始めた1950年以降で最多だった19年より約559万人増えた。入管庁は国際線定期便の増加や、訪日客らに利点のある円安が続いていることが影響したとみている。
再入国を除いた新規入国者も最多の約3402万人。新規入国者を在留資格別に見ると、観光客らの「短期滞在」が約3336万人で98%を占めた。次に多いのは「留学」約17万人、その次は「技能実習」約15万人。
国籍・地域別の最多は韓国の約863万人で、台湾の約569万人、中国の約549万人、米国の約267万人と続いた。