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愛知、静岡で強盗対応訓練 匿流想定、連携し犯人確保

共同通信 2025年1月24日 18時52分

 首都圏を中心に相次ぐ匿名・流動型犯罪グループ(匿流)による強盗事件を受け、静岡、愛知両県警は24日、初の対応訓練を実施した。署や通信指令などの約70人が参加し、強盗事件の発生後、犯人が逃走したとの想定で、広域緊急配備をかけて犯人を確保するまでの手順を確認した。

 訓練では、愛知県警田原署に「不審者が来た」と通報が入り、その後豊橋署管内で男2人が家に押し入る強盗事件が発生。2人は静岡県内に車で逃走し、愛知県警のヘリや機動捜査隊が追跡して犯人の位置などの情報を両県警で共有、静岡県湖西市の駐車場で降車した2人を盾や刺股を使って確保した。

 県をまたいだ犯罪に対応できるようにするのが狙い。

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