架け橋に、とファイサル氏 IOC会長選挙

　【ロンドン共同】3月の国際オリンピック委員会（IOC）会長選挙に立候補しているIOC理事のファイサル王子（ヨルダン）が27日、ロンドンで取材に応じ、欧米出身者以外が会長に就任した例がないことを念頭に「世界の架け橋になれると思う」と意気込みを語った。

　ファイサル王子は61歳。気候変動を受け、夏季五輪の開催時期見直しなどを公約に掲げており「今は7、8月に制限されているが、開催できる国が限定されてしまう」と訴えた。

　会長選にはほかに、国際体操連盟（FIG）会長の渡辺守成氏ら6人が立候補している。