【ワシントン共同】トランプ米大統領は27日、米南部フロリダ州で演説し、生産拠点を米国内に戻すために半導体や鉄鋼、医薬品に対して関税を課すと表明した。「関税を支払うのをやめたいなら米国に工場を建てないといけない」と述べた。
新たな生成人工知能(AI)を開発したと伝えられた中国の新興企業「DeepSeek(ディープシーク)」にも言及し、低コストで同じ結果を得られるなら「ポジティブに見ている」と評価。「われわれの産業への警鐘だ」と述べ、競争に集中する必要があると強調した。
トランプ氏は就任後、メキシコ、カナダからの輸入品に25%、中国からは10%の追加関税を課すと明らかにした。