【ナイロビ共同】コンゴ(旧ザイール)東部で活動する反政府勢力「3月23日運動(M23)」と政府軍が主要都市ゴマを巡って戦闘を続ける中、戦いに抗議する市民らが28日、首都キンシャサで暴徒化し、複数の大使館を襲撃した。けが人の有無は報じられていない。欧米メディアが報じた。M23は隣国ルワンダに支援されているとの疑惑があり、即時停戦に向けた国際社会の圧力が不十分だとの不満が背景にあるとみられる。
ルワンダやウガンダ、ケニアの近隣諸国に加え、米国やフランスなどの大使館が標的となった。コンゴ政府のムヤヤ報道官はXへの投稿で「警察により治安と大使館の安全は回復された」と説明した。