【ワシントン共同】レビット米大統領報道官は28日の記者会見で、カナダとメキシコに25%の関税を2月1日に課すとしているトランプ政権の考えは変わっていないと述べた。中国に対する10%の追加関税に関しても、同日の実施を検討していると説明した。
一方、トランプ大統領が27日に南部フロリダ州の演説で表明した半導体や鉄鋼、アルミニウム、銅などへの関税の実施時期については言及を避け「効果的に実施する」と述べるにとどめた。
レビット氏はまた、中国の新興企業「DeepSeek(ディープシーク)」が開発した生成AIに関連し、安全保障上の影響をホワイトハウスの国家安全保障会議が調査していると明らかにした。