賞金総額200万ドル(約3億1千万円)という大規模eスポーツ大会が29日、札幌市の大和ハウスプレミストドーム(札幌ドーム)で開幕した。人気オンラインゲーム「エーペックスレジェンズ」の世界一を目指し、北米や欧州など各地の大会を勝ち抜いた40チームが参加。5日間にわたり熱戦を繰り広げる。
1チーム3人で、20チームが同時にプレーし、武器で撃ち合って最後まで勝ち残ることを目指す。選手らはステージ上でプレーし、観客は応援するチームのうちわを持つなどして、大型ビジョンに映し出されるゲーム展開を見守った。
同作品を配信する米ゲーム大手エレクトロニック・アーツが主催。市や同社側によると、来場者は計3万人超を見込み、ライブ配信もされる。
市の魅力を伝えようと、会場の外に高さ約3メートルのキャラクターの氷像を設置し、札幌の初夏の風物詩「YOSAKOIソーラン祭り」に絡めて地元グループが演舞を披露する予定。決勝は2月2日に行われる。