29日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発し、前日終値からの上げ幅が一時400円を超えた。平均株価は前日まで3営業日続落して下げ幅が計900円を超えており、割安感の出た銘柄が買い戻された。
午前終値は前日終値比215円88銭高の3万9232円75銭。東証株価指数(TOPIX)は17.07ポイント高の2773.97。
中国の新興企業による低コストの生成人工知能(AI)開発に伴って米国企業が手がけるAI向け半導体の需要が減るとの警戒感が和らぎ、朝方は株価水準が高い半導体株が買われる動きも目立った。
買い一巡後は、様子見ムードも強かった。