大阪第2検察審査会は29日までに、女性2人に同意なく性行為をしたとして刑事告訴され、準強制性交致傷の疑いで書類送検されたサッカー・フランス1部リーグのスタッド・ランス所属の伊東純也選手に対する大阪地検の不起訴処分は「相当」と議決した。23日付。議決理由で「裁定を覆すに足りる証拠が認められない」とした。
女性2人は、伊東選手らと2023年6月に飲食した後、大阪市のホテルで性被害を受けたとして、大阪府警に告訴。伊東選手側は性加害の事実はないとして、女性2人を虚偽告訴容疑で告訴した。
府警は双方を書類送検し、地検が昨年8月、いずれも嫌疑不十分で不起訴処分とした。