国内フリーエージェント(FA)で巨人に加入した甲斐拓也捕手が29日、宮崎市で主力選手が行っている合同自主練習のブルペンで、戸郷翔征投手の球を受けた。まだ本格的な投球練習ではなく、立ったままでミットを構えたものの、エースの球筋に感心しきり。「きれいに伸びのある球を投げていて、めちゃくちゃ座りたくなった」と笑顔で話した。
捕球のたびに、身ぶりや言葉でお互いに感触を確認。合同練習初日の28日に続いて投手陣と積極的にコミュニケーションを図る姿が目立ち「キャンプで捕って、しっかり話をしたい」と対話を重視していく構えだ。
甲斐の持つ豊富な経験は、強力投手陣をさらに底上げしそうだ。