広島からフリーエージェント宣言してオリックスに移籍した九里亜蓮投手が29日、大阪市の球団施設で練習を公開し、ブルペンで捕手を座らせて45球を投げた。屋根の下とはいえ、寒風が吹き込む中で力投。順調な調整ぶりを示し「イメージした通りに動けている」と充実の表情を浮かべた。
それもカットボール、シンカーなど複数の変化球を織り交ぜ、ワインドアップやクイック投法も絡めた本格的な投球を披露。通算71勝の実力者は新たにパ・リーグの野球に挑むに際し「(キャンプインの)2月1日からしっかり入っていけるように準備してきた」と気合十分の様子だった。