【ワシントン、ニューヨーク共同】米ブルームバーグ通信は28日、中国の新興企業「ディープシーク」が生成人工知能(AI)開発に関連し「チャットGPT」を手がける米オープンAIの技術を不正利用した可能性を報じた。オープンAIに加え、提携する米マイクロソフト(MS)が調査に乗り出したという。
レビット米大統領報道官は28日の記者会見で、ディープシークが発表した生成AIの新モデルについて安全保障上の影響を国家安全保障会議(NSC)が調べていると明らかにした。
ディープシークは、低コストでオープンAIの「o1(オーワン)」に匹敵する高性能の生成AIを開発したとされる。